番外編(335-2)、好み(20191026)


翌日、H氏のご家族は朝早くお帰りになったが、ワタシとH氏とはフエに残って観光を続けた。
観光の計画はH氏に丸投げなので、どこへ行くかはH氏次第。でも、H氏はダラット旅行ですっかりご存じだった、ワタシの好みを。
写真 ベトナム国鉄の駅舎(2019年10月6日10時10分頃、フエ駅にて)

いやー、うれしいなぁ。フエ駅に連れてきてくれるなんて。
せっかく来たので、中に入ると、券売所と待合室と売店があった。まぁ、ここまでは日本と同じだ。
写真 ベトナム国鉄の駅構内(2019年10月6日10時10分頃、フエ駅にて)

日本と違うのは、列車が来ない時にはホームへ入れないことだ。
でも、H氏が駅員さんに頼むと、何とホームへ入れてしまった。えーっ、そんなのアリぃ?
にわかには、理解不能だが、ともかく、入れちゃったのだから、良しとする。
もちろん、他には誰も居ない。こんな景色を貸し切りなんて、超ゴージャス。
写真 ベトナム国鉄の駅構内(2019年10月6日10時10分頃、フエ駅にて)

左手方向は昨日の踏切と鉄橋の方向だ。逆の方向からもこうして眺められるとは思わなかった。
そもそも、駅に来て、ホームに入いらないとムリなわけだし。
写真 ベトナム国鉄の駅構内(2019年10月6日10時10分頃、フエ駅にて)

構内には貨車が数両いるだけだったが、うち2両が目の前にいた。
どちらも多分、色こそ違うが、、ジャバット(Giap Bat)で見た車両と同じで、30トン積のワ車だ。
写真 ベトナム国鉄の駅構内と貨車(2019年10月6日10時10分頃、フエ駅にて)
写真 ベトナム国鉄の駅構内と貨車(2019年10月6日10時10分頃、フエ駅にて)

では、撤収。ホントは隅から隅まで探検したいが、あまり一人で楽しんでいると、さすがにH氏に悪いし。
駅舎を出ると、向かいに新しい駅舎が工事中。またいつか来られるといいなぁ。
写真 ベトナム国鉄の駅舎(2019年10月6日10時10分頃、フエ駅にて)

駅を出たあとは、フエ教会に寄って、さらにタイントアン橋(Cau ngoi Thanh Toan)に寄った。
フエ教会は大きくてカラフル、タイントアン橋は素朴だが屋根が珍しい。
写真 フエ教会とタイントアン橋(2019年10月6日10時30分〜11時頃、フエ市街にて)

そのあとは、フエとダナン(Da Nang)の県境にあるハイヴァン峠(Hai Van Quan)を目指して、国道1号線をひたすら南へ進んだ。
国道1号線はベトナム国鉄とほぼ並走しているので、途中で線路がよく見える。でも、列車は見えず。そう、それが普通だ。
途中、ランコー海岸(Bein Lang Co)に寄って、昼ご飯を食べた。
潮風に吹かれて串焼きのエビなどを食べていると、ふとガーナの海岸を思い出した。
写真 ランコー海岸(2019年10月6日13時40分頃、フエ〜ダナン間にて)

ランコー海岸の南端で、国道1号線は新道と旧道に分かれる。新道はハイヴァン峠をトンネルで抜けてしまうので、旧道に進む。
旧道に進んでしばらくすると、ベトナム国鉄とまた並走する。鉄道はここから岬の先端を回るようにしてダナンへ向かう。
写真 国道1号線の旧道(左)とベトナム国鉄の線路(中)と新道(右奥)(2019年10月6日14時40分頃、フエ〜ダナン間にて)

坂道をグネグネと走ることしばし、ハイヴァン峠に到着。
車から降りるとフラフラした。車に少し酔ったのか、気圧の関係か、え、トシのせいだって?ま、それもあるな。(-_-)だな。
でも、峠からの眺めは格別。南を見ればダナン、北を見ればフエ。写真映えするからか、観光客がやたらと撮影中。フエ駅では見なかったなぁ。
写真 ハイヴァン峠(2019年10月6日15時頃、フエ〜ダナン間にて)

では、撤収。
帰りも、長々とベトナム国鉄と並走するが、やはり、列車は見えず。
なので、、ここを通った時に偶々{たまたま}見た貨物列車と客車列車の写真をば。
線路を見るだけでも楽しいけど、列車を見るのはさらに楽しいね。運次第、ってところも、好みだ。
写真 ベトナム国鉄の貨物列車(2012年7月25日14時頃、ダナン〜フエ間にて)
写真 ベトナム国鉄の客車列車(2012年7月25日14時10分頃、ダナン〜フエ間にて)

【初利用駅】なし
【初乗り】なし
【完乗】なし


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