番外編(100)、貨車見っけ(20090328)


また来てしまったハノイに。
そして、また来てしまったジャップバットに。(ザバットの方が正しい発音かも。)
ジャップバットはハノイから一つサイゴン寄りの駅。貨物扱いで賑やかな駅だ。
今回は改めて貨車を眺めにきたのだった。いや、ちゃんと、立ち入り禁止じゃない場所から。

おっと、居た居た。
こちらは、両開き扉×1、通風口×4(片側、以下同じ)のワ車だ。側面には重量、長さ、容積などが書いてある。例えば「T30T」の表記は多分30トン積ということでせう。
写真 ベトナム国鉄の貨車131057号車(2009年2月21日10時40分頃、ジャップバット駅にて)

こちらは、片開き扉×1、通風口×2のワ車だ。これも「T30T」の表記。リブが少なくてスッキリした外観。丸屋根もいーね。
写真 ベトナム国鉄の貨車231252号車(2009年2月21日10時40分頃、ジャップバット駅にて)

こちらは、両開き扉×1、通風口×4のワ車。いつぞやハノイに居たやつだ。緑の地に黄色のラインが印象的。ハシゴとハンドルが屋根まで伸びているけど、屋根に登って一体何をするのかしらん。
写真 ベトナム国鉄の貨車232079号車(2009年2月21日10時40分頃、ジャップバット駅にて)

こちらは、片開き扉×2のワ車。通風口がないけど大丈夫なのかぁ?あと、背がかなり低いけど、これでも「T30T」。
写真 ベトナム国鉄の貨車231056号車(2009年2月21日10時40分頃、ジャップバット駅にて)

こちらは、両開き扉×1のワ車。同じく通風口なし。これに通風口がつけば最初の車両とソックリさんだ。
写真 ベトナム国鉄の貨車231546号車(2009年2月21日10時40分頃、ジャップバット駅にて)

こちらは、片開き扉×1、通風口×4のワ車。これもハシゴとハンドルが屋根まで伸びていて、ご丁寧にハンドル操作のためと思しきステップまである。ちなみに、これは「T35T」。
写真 ベトナム国鉄の貨車131608号車(2009年2月21日10時40分頃、ジャップバット駅にて)

こちらは、片開き扉×2のワ車。扉の開き勝手は中央側で、先の片開き扉×2のワ車とは逆。2枚の扉はリブありとリブなし、ってのも何でしょうねぇ。
写真 ベトナム国鉄の貨車131825号車(2009年2月21日10時40分頃、ジャップバット駅にて)

おっと、コ車も居た。
積んでいるのは万国共通の海上コンテナでせう。だとすると、長さは多分40フィート(12m)。ちなみに、コンテナの扉が開いているけど、こんなところで開けてどーするんだろ?「戸口から戸口へ」じゃないのかなぁ。
写真 ベトナム国鉄の貨車631573号車(2009年2月21日10時40分頃、ジャップバット駅にて)

貨車と言えば、ハイフォンにも居たし。
こちらは、台枠の中央部が厚いコ車。コンテナは20フィートでせうか。
写真 ベトナム国鉄の貨車632161号車(2007年10月7日11時50分頃、ハイフォン駅にて)

こちらは、扉×1、通風口×1、窓×2のワ車。木造で、かなり古そう。窓があるとゆーことは、ワ車じゃなくてワフ車なのかも。
写真 ベトナム国鉄の貨車XT1543号車(2007年10月7日11時50分頃、ハイフォン駅にて)

こちらは、扉×2のト車。扉があるのは側板全体が開く構造じゃないから。そーゆート車もあるんだねぇ。この色はグレーだが茶も居た。
写真 ベトナム国鉄の貨車432750号車(2007年10月7日11時50分頃、ハイフォン駅にて)

こちらも、扉×2のト車。扉は側板と同じ高さ、つまり側板同士は縁が切れてしまうので、その上に構造材が渡されている。
写真 ベトナム国鉄の貨車431260号車(2007年10月7日11時50分頃、ハイフォン駅にて)

こちらは、扉×1のト車。先のト車よりずいぶん背が高い。それに頑丈そう。小扉×4が床上辺りにあるのでホ車のように使うのかもしれない。
写真 ベトナム国鉄の貨車9213233号車(2007年10月7日11時50分頃、ハイフォン駅にて)

さらに、サパ行きの際、ラオカイの手前にも居たなぁ。
扉×4の正真正銘のホ車。
写真 ベトナム国鉄の貨車431715号車(手前)と431920号車(奥)(2008年11月1日9時頃、ラオカイ駅付近にて)

ワ車、コ車、ト車、ホ車、それぞれにバラエティがあって面白いね。
さて、あとはタ車だ。まだお会いしてないけど、どこかに隠れているんだろうなぁ。もしかして、またハノイに来てしまうことがあれば、探しに行かないとね!

【初利用駅】なし
【初乗り】なし
【完乗】なし


トップ /前ページ /次ページ