番外編(81)、空港アクセス線(20080426)


広島出張を命ず、なのである。
せっかくだから、休みを絡めて、また下関の叔母さんちに御邪魔するか。約一年ぶりだ。
今回は無事、羽田→山口宇部空港の割引航空券をゲット。
早朝便にしたので、最寄りの増尾駅は5時半。でも、もう明るい。春ですなぁ。
写真 東武野田線の8000系(2008年3月29日5時40分頃、増尾駅にて)

柏でJRに乗り換え。そして、ここ浜松町でモノレールに乗り換え。
快速に乗れば、空港まではノンストップ。
写真 東京モノレールの1000形(2008年3月29日6時40分頃、浜松町駅にて)

モノレールにしては、中々軽快なジョイント音。
16分で空港第一ビルに到着。ずいぶんと速くなったものだ。さすがに、羽田へのアクセスを支えているだけのことはある。
搭乗手続きを済ませて、今日の飛行機とご対面。おや、主翼の先が立ってるぞ。初めて見る機体だなぁ。
写真 JAL1643便山口宇部行き737-800型(2008年3月29日7時30分頃、羽田空港にて)

座席は非常口のある列だったので前席との距離が広くて足元ゆったり。ちょっと得した気分。
鉄雑誌など読んでいると、早くも山口宇部空港に到着。
空港からは高速バス。下関まで一直線で、速くて便利。
写真 サンデン交通の下関行き高速バス(2005年1月1日15時20分頃、山口宇部空港にて)

って、ウソです。いつもはそうするのだけど、今日は別。
じつは、空港の近くに駅がないかと調べたら、何と、宇部線の草江駅があったのだった。
ならば、一度は乗っておかないと。
わざわざ早朝便を取ったのも、寄り道する時間を作るためだったりして。(-_-)ご苦労さまです。
写真 草江駅への案内板(2008年3月29日9時30分頃、山口宇部空港にて)

駅は、予想以上に近くにあった。
そして、予想以上と言えば、こんなに近いのに、空港アクセスとは無縁な佇{たたず}まいも、そうだった。
誰も居ない1面1線の駅が、ぽつねんと空の下にあった。
ちなみに、飛行機の乗客は100人程度は居たが、ここへ来たのは、ワタシと会社員風の若い二人だけ。
写真 宇部線の駅構内(2008年3月29日9時30分頃、草江駅にて)

そして、駅の金網には、こんな看板が。
あまり切符を買う人が居ないんでせう。そもそも乗客が少ないのか、通勤通学客ばかりなのか。
でも、この駅がそーゆーことでいーのかしらん?
写真 宇部線の切符売場の案内板(2008年3月29日9時30分頃、草江駅にて)

お店は、すぐに分かった。
ってゆーか、駅前と言っても閑散としたもので、否が応でも目に入る、とゆー感じ。
空港がそこに見える場所なのに、不思議だなぁ。
写真 西村商店(2008年3月29日9時30分頃、草江駅付近にて)

お店に入って切符を買う。
もちろん自販機などなくて、おばあちゃんの対面販売。お疲れさまです。
切符は「宇部新川駅発行」となっている。
写真 宇部線の切符(2008年3月29日9時40分頃、草江駅にて)

お店を出て駅舎に向かう。
駅舎はきれいに維持されていて、好ましい。
総じて全てが、田舎の駅、といった風情。これはこれで味わいがあるワケだが。
写真 宇部線の駅舎(2008年3月29日9時40分頃、草江駅にて)

ホームでのんびりと列車待つ。ポツリポツリと人がやってくる。
列車の本数は朝夕を除くと1時間に1本程度。
それでも飛行機の本数よりは多いから、飛行機の発着を上手くカバーすれば、乗客も増えるのでは、と。
って、余計なお世話ですネ。おっと、宇部方面行きの列車が到着だ。
写真 宇部線の105系新山口発宇部行き(2008年3月29日9時50分頃、草江駅にて)

宇部線は、山陽本線の新山口駅から同じく宇部駅までを海寄りに結ぶ路線。
ワンマン運転だが、地方交通線ではなくて幹線だったりする。
草江駅から宇部駅までは約30分。途中の宇部新川駅の辺りが宇部市の中心部のようで最も賑やか。駅舎も立派で、車両も多かった。
写真 宇部線の105系の車内(2008年3月29日10時10分頃、宇部新川駅にて)

宇部駅に到着。ここからは山陽本線に乗り換え。
宇部駅は側線が何本かあってそれなりに大きな駅。側線に車両はなかったが、撤去されてないところを見ると、今でも使われているのかな。
写真 駅構内(2008年3月29日10時20分頃、宇部駅にて)
写真 駅構内(2008年3月29日10時20分頃、宇部駅にて)

まもなく下関行きの列車が到着。
次は小野田駅。宇部新川駅から小野田線でここに抜けることもできる。また来年、・・とかネ。
その次は厚狭駅。おっと、青いDE10が牽く小野田セメントのホキ車を発見。積荷はおそらく石灰石。これからセメントになるのでせうか。
写真 小野田セメントのホキ9500(2008年3月29日10時50分頃、厚狭駅にて)

さらに進んで長府駅に到着、ここで下車。
もし、叔母さんちが駅の近くなら、それほど高速バスに負け、とゆー感じではない。
でも、叔母さんちへは、さらにここからバス。となると、完全に負け。ハイ、よーく分かってますって。
写真 山陽線の115系広島発下関行き(2008年3月29日11時10分頃、長府駅にて)
写真 山陽線の駅舎(2008年3月29日11時20分頃、長府駅にて)

【初利用駅】宇部線/草江駅
【初乗り】宇部線/草江駅〜宇部駅
【完乗】なし


追記(20080429)

「走行音」で検索したらこんなツマラないサイトに引っ掛かった、どーしてくれる!、というお怒りの書き込みが。
一応調べてみたら「走行音」という単語は4箇所で使っている。 すなわち、線路工事(20040215)番外編(36)越南から(20061126)番外編(56)飲み鉄(20070701)番外編(70-4)四度目の正直−その四(20071103)
使っている以上は引っ掛かることもありえますが、多くはないし、そもそも意図的なものではありません。
御迷惑をお掛けしたかもしれませんが、これはもう大目に見ていただくしかないですね。


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